【講師】鷲尾 英一郎氏(衆議院議員・公認会計士)
第47期第1回 月例会は清風会会員と同世代でありながら、5期連続当選12年目となる鷲尾英一郎衆議院議員にご登壇いただきました。
「会計と政治は、絡みがない」という第一声から始まり、企画者としてはテーマ設定に不安を覚えましたが、「会計=企業会計」という意味合いから、企業のことは民間でやってほしいということでホッとしました。
その後、政治の世界で重要なのは、人が何を考えているのかを理解することであるというお話から、第2次安倍政権の下、政治の世界に関わる方たちがどのように考え、どのように行動されているのか、ざっくばらんにお話いただきました。
そのうえで、場をコントロールする力を持つことの重要性、コントロールできる力を得るためには、勝負の場に出る決断をできることがいかに大切かについて、力強くお話されました。これは、政治の世界だけでなく、我々会計士が日々業務を行う上でも、クライアントの経営者の方が、どのように考えているのか見立て、それに沿って思い切った提案を行うということに通じると、メッセージをいただきました。
月例会は、通常、18時半にスタートしますが、今回は、16時から国会見学も行いました。国会見学が初めての方や、小学校時代の遠足以来という方もおり、和気あいあいと楽しい時間となりました。その一方で、重厚な国会やそこで職責を果たされる国会議員の方々に感じる敷居の高さは、一般の方が公認会計士に感じる敷居の高さに通じるものがあるのかもしれないと考えるきっかけともなりました。
国会見学後、議員会館の鷲尾先生のお部屋にも訪問させていただき、参加者は大変貴重な経験となりました。
また、今回は、沖縄の公認会計士の方にもご参加いただきました。清風会は、首都圏の会計士が主として集まっておりますが、東京出張に予定がちょうど合うという方のご参加も大歓迎します!是非、お気楽に、おいでください。