筑波大学大学院教授 弥永真生先生 「商法改正の動向と公認会計士」 平成15年12月18日、筑波大学社会科学系ビジネス科学研究科教授の弥永真生先生を講師にお迎えし、「商法改正の動向と公認会計士」というテーマでお話いだきました。 弥永先生は、平成14年12月に続いてのお話で、今回はトピックスな論点である商法改正について「会社法制の現代化に関する要綱試案」(2003円10月22日)について、公認会計士の業務に関連する部分を特にピックアップし、分かりやすくお話していただきました。 具体的には、 (1) 会社にかかる諸制度間の規律の不均衡の是正等 (2) 最近の社会経済情勢の変化に対応するための各種制度の見直し等 (3) ビジネスのニーズに応えるための選択肢の拡大、 をテーマに、まだ出されたばかりの試案を資料にまず総論的なお話ののち、公認会計士に直接影響を与える改正提案についてピックアップしていただき、通常の解説書ではない切り口でのお話をしていただきました。 限られた時間の中で、網羅的かつきめ細かく解説をしていただき、今後公認会計士としての業務を行っていくに当たって、非常に参考になるお話でした。 このように法律改正の第一人者であられる方から直接お話をお伺いする機会を今後も積極的に作っていきたいと思っております。
Kommentare